題 名手書き顔グラフ、健診結果の可視化
- 発行日
- 2011年5月
- 投稿日
- 2017.12.27
- 発表者名
- 守山正樹
- 所 属
- 日本赤十字九州国際看護大学・看護学部
- キーワード
- 診断
- 要 約
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人の感覚や感情、例えば痛みについて、他者はどう感じるのか、自分とどう違うか、昔から疑問を持っていた著者。48年前、医学部に入学した後もこの疑問は消えることはなく、社会医学を専攻し大学教員に。そして定年前、理学療法誌で「自他を理解する質問法や感覚を可視化する方法」をテーマに連載を担当した。本論文はその中の一篇である。
健康診断の結果を数値ではなく、顔の表情で表すという斬新な試みである。健診後に医療従事者と受診者が向かい合う場面で、コミュニケーションを「一方向的な情報伝達・告知」ではなく「双方向的な対話」にしようという考えだ。
人間の多彩な表情に着目し、情報可視化装置としたのが「手書き顔グラフ」である。
痛みの度合いを測ることや、生活習慣病へのアプローチなど、ユニークな視点でのリサーチが行われている論文だ。
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- 守山正樹