題　名心理学の神話をめぐって――信じる心と見抜く心

投稿日

2018年03月20日

キーワード

心理学

背景

邑本俊亮氏は東北大学災害科学国際研究所教授、池田まさみ氏は十文字学園女子大学人間生活学部教授。

概要

なんとなく受け入れたその知識と常識が、じつは間違いだとしたら？　たとえば「狼に育てられた少女は実在する」「心理学を学ぶと他人の心を読めるようになる」、そんな情報を鵜呑みにしてしまう前に立ち止まって考えよう。本書では、根拠もなく一般に信じられていることを“神話”と呼び、心理学を駆使して「神話を超えて真実を見抜く目」を鍛えていく。真偽の不確かな情報が氾濫するこの現代社会で、迷子にならないための指南の書。

編者はじめに
第１章　人間の心のクセを紐解く
第２章　アマラとカマラ――オオカミ少女神話の真実
第３章　心理学でウソを見破ることはできるのか？――犯罪心理学からのアプローチ
第４章　凶器を持った犯人を記憶しにくいのはなぜ？――目撃研究をめぐる神話
第５章　災害時、人は何を思い、どう行動するのか――パニック神話を検証する
第６章　見抜く心とクリティカルシンキング
編者おわりに

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編集部より

一般的に信じられている心理学の知識と常識は、ホントに正しいのか?　また、クリティカルシンキングとは何なのか?　4回のシンポジウムを元に、情報の真偽を見抜く方法についてわかりやすく解説している。

著者

邑本俊亮／池田まさみ編

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