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題 名巨大災害を乗り切る地域防災力

著者名
鈴木 猛康
ISBN
9784903859705
出版年月日
2011年9月30日
出版社名
静岡学術出版
価格
1500+税
投稿日
キーワード
社会学
背景
著者は1956 年京都府出身。1982 年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。1992 年工学博士(東京大学)。1982 年~2004 年まで民間企業にて地震動、免震・制震技術、耐震設計法、地震被害調査等の地震工学の研究、技術開発、ならびに道路トンネル、沈埋トンネル、橋梁等の耐震設計実務に従事。2004 年~2007 年の3 年間、防災科学技術研究所川崎ラボラトリーに所属し、科学技術振興調整費「危機管理対応情報共有技術による減災対策」のプロジェクト推進リーダーとして、災害時の地方自治体の災害対応の実態調査、情報共有プラットホームを用いた災害情報共有を支援する情報システム開発、実証実験等に従事。2007 年より山梨大学大学院医学工学総合研究部教授、東京大学生産技術研究所研究員。2008 年~2011 年の3 年間、安全・安心科学技術プロジェクトの研究代表者として、本著に関わる課題を推進。2011 年5 月より山梨大学地域防災・マネジメント研究センター・センター長。
概要

本著は、山梨県で行われた、減災活動の記録を中心にまとめたもの。巨大地震など自然災害の被害を少しでも減らすためには、地域住民と行政が協力し合うことが重要だが、ここでは住民・行政が協働した減災活動を紹介。一歩進んだ災害対応、犠牲者を低減させることを目指す活動プロセスが、減災体制の実装に役立つ。

1.防災に求められる住民・行政協働
2.我が国の地域防災の現状
3.対象地域と自主防災組織
4.リスクコミュニケーションの実践(市川大門六丁目防災会)
5.リスクコミュニケーションの実践(中央市リバーサイドタウン)
6.地域防災SNS
7.災害対応管理システムと実務者研修
8.住民・行政協働の防災訓練
9.失敗談いろいろ
10.まとめ

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編集部より
自治体と行政が協同した減殺活動がまとめられているが、災害対策について成功例だけでなく失敗例も多く掲載されている。未曾有の現象に対しては、失敗から学ぶことが多いため、大変ためになる。
著者
鈴木 猛康